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医療の世界には警察官がいない。犯罪ユートピアなのだよ。

医学生・天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。その名も白鳥。彼こそ、“氷姫”こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた“刺客”だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた…。終末医療の先端施設に隠された光と影。果たして、天馬と白鳥がそこで見たものとは?現役医師が描く、傑作医療ミステリー。(以上Amazonプレビュー)

チームバチスタの栄光(映画版)に感銘を受けたので、シリーズの螺鈿迷宮を読んでみた。ジェネラル・ルージュは映画で観れそうなので、あえて違う作品ということで。

映画版の阿部寛のイメージがちょっと違うなという印象ではあったが、全編通して医療の現実、裏側を描いた作品として興味深い。

特に「死とは無色透明、無味無臭。」といった生と死の描写。
そして、末期医療の現状。
それを覆そうというシステムへの挑戦。
患者は病気を持った普通の人だから患者も治療中以外のときは働くというシステム。必要とされるという存在になり続けるシステム。

いろいろな観点で面白い事実が描かれている。
主人公の思い出がどう物語と交わるのかというオチもちゃんとついているし、登場人物たちは続編でも活躍しそうな終わり方をしている。シリーズ物としては面白いかもしれない。

ただ、バチスタのような犯人を追い詰めた清清しさは無い。そういう作品でもないのかもしれない。
オススメ度★★★

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宇宙に何がある?それを見つけに行くんだろ。

DNA操作で生まれた“適正者”だけが優遇される近未来。
自然出産で生まれ、劣性遺伝子を持つ人間は“不適正者”として差別されていた。
そんな不適正者の一人ビンセントは宇宙飛行士になる夢を抱いて家族のもとを飛び出し、優秀な遺伝子を持ちながら事故で下半身が不自由となった若者ジェロームと出会う…。(以上Amazonプレビュー)

近未来という設定からもう既にワクワクして観てしまったのだが、序盤でのいきなりカミングアウト「僕がジェロームじゃない?」
wwwいきなり驚きまくり。あんた一体誰なのさ。
もうこっからこの世界にどっぷり感情移入してしまった。

今日を境に僕たちは自分じゃなくなると二人の男の決意と、未知への可能性というテーマがうまく合わさっていい物語になっている。
「この世は不可能な事ばかりだと思う?そうじゃない。
欠点を捜す事ばかりで本当のところが見えなくなっているんだ。
可能性はあるんだ。」

ジェロームの「身体を貸す代わりに夢を貰った」という台詞も好きだし、ユマ・サーマンが髪の毛を風に飛ばされちゃったと、主人公の真似をするシーンも好き。
なんとなく心に残る名作。
オススメ度★★★★

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人は未来を知れば行動を変える

『マイノリティ・リポート』『ブレードランナー』の原作者が放つ、タイムリミッド・アクション超大作!予知能力を持つ男、クリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)。だが、彼に見えるのは、たった〈2分先〉の未来だけ。しかも、それは自分に関わる未来のみ。その才能を隠しながら、クリスはみすぼらしいラスベガスのクラブでマジック・ショーを行う日々を過ごしていた。そんな折、LA史上最悪の事件が勃発。テロリストグループがLAに潜入、核爆弾をどこかに仕掛けたのだ。(以上Amazonプレビュー)

未来がわかるのに、たった二人の世界を描いているのにちょっとスケールの小ささを感じたのだが、そうではなくて、①2分しか未来が見えない、②彼女には何か秘密がある?という設定が徐々に物語を面白くしていくのが興味深い。

徐々に盛り上がった所でまさかのオチにちょっと残念wwww
オイオイオイオイオイオイオイ。結局ヒロインの少し先の未来が見えるのはなぜ?運命の人だから?
ご都合主義もココまでくると笑えるw

ヒロインジェシカ・ビールは相変わらず綺麗。
12435992220001
ニコラス・ケイジ、髪の毛増えたなwwww
オススメ度★★★☆

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人はぶつかり合って何かを体験したいのさ

『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本を手掛けたポール・ハギスの初監督作となる群像ドラマ。人種や階層の異なる人々がさまざまな形で衝突し、運命を狂わしていく。第78回アカデミー賞作品賞ほか3部門を受賞。ロサンゼルスでの2日間の人間ドラマを、心に突き刺さるほどの「クラッシュ」とともに描いていく。登場人物は、地方検事とその妻、黒人刑事と同僚でスペイン系の恋人、TVディレクター夫妻、雑貨店を営む家族、鍵の修理屋など、さまざまな階層・人種。職業だ。(以上Amazonプレビュー)

誰もが傷つき痛みを覚えるアメリカ社会。
およそあらゆる差別が誰しもを襲うという異常な世界を描いている。
暗い。ただひたすらに暗い映画。

真実を描いた作品かもしれないが俺はこういう映画は好きな部類ではない。

最後は、登場人物たちが皆繋がっててビックリさせられるというか、あぁアメリカドラマにありがちな展開ねと思ってしまった。
オススメ度★★☆

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お前がワシを知ってるってだけで腹が立つ

舞台はちょっと変わった人たちが集まっている、とある病院。中でもわがまま放題のクソジジイ・大貫は病院中の嫌われ者。そんな大貫がある日パコという名の女の子と出会います。パコは同じ絵本を毎日楽しそうに読んでる女の子。ところが、大貫はそんな天使のような女の子まで自分の勘違いでぶってしまいます。でも、翌日になるとパコはケロっとした顔でまた大貫に近づいてきます。実はパコは記憶が1日しかもたない女の子だったのです。だから、大貫にぶたれたことも忘れてたのです。それを知った大貫はさすがに反省し、パコに誤ろうとそのほっぺに触れた時、驚くべきことが起こります。(以上Amazonプレビュー)

まず目を奪われるのが、色彩と映像。
絵本の世界のドギツサにくらくらしそうなコテコテさは、初めて見る新鮮さがあった。

そしてストーリー。
「お前がワシを知ってるってだけで腹が立つ」とい口癖のように言うクソジジイがだんだんと、「私はこの子の心にいたいんだ」と自分をパコの記憶に残る存在へと変えていきたいと思うようになるなど、非常に教訓的なものを感じるストーリーだ。
それは、まさに絵本的手法と言っても過言ではない。

絵や設定、色彩はとても奇抜だが描きたかったものはシンプルに描かれていてストーリーはわかりやすい。
あと主役の女の子はアヤカ・ウィルソン。明るく元気で、そして陰のある主役を見事にこなしている。役所広司もイイ。
Ayaka
オススメ度★★★

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